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週末の出来事

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最近はマフラーをつけて
大学へと向かう学生を良く見かけますね。

宮崎も最近では
朝夕の空気がすっかり変わり
秋色に染まりつつあります。

特に、朝の冷え込みは
日に日に増してきています。

みなさんの住んでいるところではどうでしょうか。

今日の日記は
桜鯖で活動中のとろさん
という方のご希望きってのことで
少しだけ週末の出来事を話したいと思います

今日は
メイプルストーリーには
関係ない話なんですが
その日の出来事を思い出しながら
書き綴っていこうと思います。

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日付は
11月12日。

土曜日の昼下がり

集中講義も終わり
急いで大学からアパートへと家路を急いだ。

アパートについて早々
駅の時刻表を確認して
家を後にした。


「11月13日・・・」


明日は彼女との記念日でもあり
彼女の誕生日の日でもある。


「きっと、あいつは俺は覚えてないと思ってるんだろうな。」


彼女からしてみれば
きっと自分は
鈍感で意地悪な男に写っているに違いない(苦笑)

きっとそうだろう

素直に自分の気持ちを
言えない自分の性格上、
いつも正反対のことを言ってしまう。

だから 
いつも彼女を
不機嫌にしてしまうことが多いのかもしれない。



急いだ甲斐もあって
無事、5時5分発の普通電車に乗り込み
電車は鹿児島へと向かいはじめた。
 
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車内の寒さと電車に揺られること3時間

鹿児島中央駅のトレンドマークとも言える
大きな観覧車が見えてきた。

改札口で乗車券を差し出して
時計に目をやる。

「8時20分か」


彼女との待ち合わせの時間は11時半。

8時初の終電で鹿児島に来るつもりだった。

そのことは彼女には言っていたし
本当はそうするつもりだった。

しかし、
肝心の誕生日プレゼントを
買っていなかったために

ひとつ早い時間の電車で
鹿児島に向かいプレゼントを買うことにした。

鹿児島の中央駅には
昨年、
アミュプラザ
という大きなショッピングモールができた。

そのため
週末という週末は
カップルはもちろんのこと
家族連れや、
遠方からはるばる新幹線を利用して足を運ぶ人が訪れる。


「待ち合わせの時間までにプレゼント探すか」


正直、女の子が
どういうのが好きで、どういったものを気に入ってくれるのか
さっぱり分からない。


「参ったな、どうしたもんか」


アミュプラザに入り、
エスカレータに乗りそんなことを考え
3階を歩いていると宝石を扱うお店を見つけた。

早速立ち寄ってみる。



「キレイだな」


30分ほどだろうか、
店内を見終わろうとした時に

11月の誕生石と
小さいながらもダイヤの埋め込んである指輪を見つけた。














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色もあいつの好きな空色・・・


よし、これにしよう




「これをいただけますか?」





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閉店間際に
プレゼントも買うことが出来き
少しカフェで時間をつぶす事にした。



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時間もまだ9時前

約束の時間まで2時間半ほどある


軽く夕食をすませ、
2杯のカフォオレで何とか二時間を過ごした。

カフェテリアでは
アーティストのプロモーションビデオが
作り付けの画面に流れていたので
思うよりすぐに時間は過ぎた。


待っている間に

「プレゼントを渡したときあいつはどんな顔するのかな」

なんて考えて
渡すときの自分を想像した瞬間
少し笑えた。


時間も11時になると
彼女からバイトが終わったから今から迎えに行く
とのメールが来た。


しばらくすると、
カフェテリアの窓越しからキョロキョロしている
彼女を目にすることができた。

いつもならまたここでイタズラでもしてやろうかと思うのだが、
あいにく今日の自分は笑顔で彼女に手を振っていた。


カフェテリアのラストオーダーは11時ということもあり
2人でその場を後にすることに。


中央駅を出た瞬間に彼女が



「わぁ!ねぇねぇ、すごぃよ~!」



「ホラ見てん!」





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そこには綺麗に飾られたクリスマスツリーがあった。


俺  「はやいな、もうクリスマスの時期か」

俺  「そんな季節なんだよな」

彼女 「でも私クリスマスバイトだし~」

彼女 「だから鹿児島に来てよね~」


そんな会話をしながら駐車場に向かい
彼女のアパートへと向かった。


途中、コンビニにより
少し大きめの箱入りチョコレートと飲みものを買ってから帰った。


アパートに着いてから
先にシャワーを浴び、
彼女もシャワーを浴びた。


その時にいまさっきコンビニで買って来た
チョコレートを開けた。

チョコレートの中身だけ取り出して、その中に
そっと誕生日プレゼントの指輪を包みごと入れて
冷蔵庫の中に入れた。


数分もすると
お風呂から上がった彼女が出てきて
彼女に


「あのさ、冷蔵庫に今さっき買ったチョコレート冷やしてあるから取ってくれない?」

と言うと


「もう、自分でとってくださ~~~い」


と言いながらも彼女は冷蔵庫を開けチョコレートを手にし
フタに手をやった。


彼女 「何かもう開いてるみたいだけど・・・・」




彼女  「え?」




彼女  「これ・・・・」




俺    「・・・・・・えっとさ、誕生・・・日プレゼントと・・・今日、記念日だろ?」



時間は午前0時をまわってしまっていた。

出来れば0時丁度に渡したかったのが本音だった。

しかし、彼女のあの驚きようと喜んだ顔を
見た瞬間、そんなこともどうでもよかった。




その笑顔を見たとき

ほんの少しだけ
自分が素直になれた気がした。







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                 へたくそ手作りケーキ
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by yusukeohjino19855 | 2005-11-15 23:59 | 〇日常生活
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